下剤を飲まない大腸カメラとは？

大腸カメラ検査は、腸の中をきれいにするために、通常は大量の下剤を飲んでいただきます。しかし、「量が多くてつらい」「味が苦手」「急激な便意が不安」など、下剤を飲むことが負担となり、検査そのものをためらってしまう方が少なくありません。
当院では、こうした不安を少しでも軽減し、多くの方に検査を受けていただけるよう、“下剤を飲まない大腸カメラ（鼻チューブ法）” を導入しています。ご希望の方は、お電話にて事前予約をお願いいたします。

当院で採用している「鼻チューブ法」とは

下剤を飲まない大腸カメラには複数の方法がありますが、当院では安全性と確実性が高い “鼻チューブ法” を採用しています。
鼻から細いチューブを挿入し、下剤を胃の中に直接送り込む方法です。

• チューブ挿入時に軽い刺激を感じる場合があります。
• あらかじめチューブを挿入する鼻に局所麻酔（キシロカイン）をするため、キシロカインアレルギーのある方は実施が難しい場合があります。

とはいえ、痛みはほとんどなく、「自分で下剤を飲む必要がない」という大きなメリットがあります。下剤の味・量が負担だった方にとって、有効な代替えオプションになります。

鼻チューブ法のメリット

下剤を飲まずに済む

麻酔をしてからチューブを挿入するため痛みが少ない

前処置の効率がよく、検査までスムーズ

検査の流れ

検査費用（別途：処置料・材料費 15,000円）