下剤とは

大腸カメラ（大腸内視鏡）を正確に行うためには、腸の中をしっかりと空にしておく必要があります。その際に服用していただくお薬が「下剤」です。腸内がきれいになっていないと、病変の見落としにつながる恐れがあるため、事前の腸の洗浄はとても重要です。

下剤に不安がある方へ

「下剤を飲むのが心配」「強い便意が急に来るのでは」といった不安をお持ちの方は少なくありません。初めて検査を受ける方からは“量が多いのでは？”“味が合わなかったらどうしよう”といった声もよく伺います。過去に検査を受けた経験のある方でも、「以前の下剤が飲みにくかった」という相談は珍しくありません。
当院では、こうしたお声にしっかりお応えするため、複数種類の下剤をご用意し、患者さんそれぞれの状況や希望に合わせて最適なものをご提案しています。

当院で使用している下剤

当院では下記5種類を取り扱っています。

当院がおすすめする下剤について

下剤を選ぶうえで、味や飲みやすさはもちろん大切ですが、最も重視すべき点は「洗浄力」です。腸が十分にきれいにならないと、検査の精度が保てず、場合によっては再度検査を行う必要が生じます。
そのため、当院では検査の質を確保する目的で、サルプレップもしくはモビプレップの使用を基本的におすすめしています。いずれも洗浄力が高く、検査の成功率を高める信頼性の高い下剤です。味が気になる方や量の飲みにくさが心配な方には、別の選択肢もご提案しますので安心してご相談ください。

当院の大腸カメラについて

恵比寿おだぎ内視鏡・消化器胃腸内科クリニックでは、「痛みや不快感の少ない大腸カメラ」を目指して、下剤以外にもさまざまな工夫を行っています。鎮静の使い方、手技、検査室の環境づくりなど、患者さんが安心して検査を受けられるよう体制を整えております。そして内視鏡システムは富士フィルム社の最新内視鏡システムELUXEO 8000を導入、内視鏡担当医師は院長はじめ経験豊富な日本消化器内視鏡学会専門医が検査を担当しますので、大学病院に引けを取らない質の高い検査を実現しています。

大腸カメラ検査をご検討の方へ

大腸がんをはじめとする大腸疾患は、早期に見つけるほど治療の選択肢が広がります。大腸カメラはそのための最も信頼できる検査であり、症状のある方だけでなく、定期的なチェックとしても有効です。
「最近健診を受けていない」「排便の変化が気になる」といった場合も、どうぞ一度ご相談ください。当院では24時間WEB予約が可能で土日の検査にも対応していますので、忙しい方でもご都合に合わせて予約いただけます。