大腸カメラ（大腸内視鏡）を正確に行うためには、腸の中をしっかりと空にしておく必要があります。その際に服用していただくお薬が「下剤」です。腸内がきれいになっていないと、病変の見落としにつながる恐れがあるため、事前の腸の洗浄はとても重要です。

「モーニング大腸カメラ」は、朝のうちに下剤の服用から検査までを終えられる大腸カメラ検査です。当院では、午前9時頃から検査を開始できる体制を整えており、一般的な午後開始の検査よりも大幅に時間の節約が可能です。

下剤を飲まない大腸カメラには複数の方法がありますが、当院では安全性と確実性が高い “鼻チューブ法” を採用しています。鼻から細いチューブを挿入し、下剤を胃の中に直接送り込む方法です。

恵比寿おだぎ内視鏡・消化器胃腸内科クリニックでは、事前診察を行わず、来院したその日に大腸カメラ検査まで実施できる“即日大腸カメラ”に対応しています。

大腸カメラ検査（大腸内視鏡検査）とは、肛門から柔らかく細長い管状の先端にカメラと照明が付いた「内視鏡」を挿入し、大腸（結腸および直腸）の内部を直接観察する検査です。ポリープや炎症、がんなどの病変を早期に発見・診断することができ、必要であればその場でポリープを切除することも可能です。視覚的に異常を確認できるため、血便・腹痛・便通異常などの症状がある方の原因究明に非常に有効です。