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専門医が語る衝撃事実!30〜40代の大腸がん増加の理由

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2026年3月15日

専門医が語る衝撃事実!30〜40代の大腸がん増加の理由

若年発症大腸がんの背景と早期発見の重要性

近年、世界的に”若年発症大腸がん(50歳未満の大腸がん)”が増加していることが内視鏡診療の現場で話題となっています。

従来、大腸がんは主に50歳以上に多い病気とされてきましたが、最近では30〜40代で発見されるケースも珍しくなくなってきました。臨床の現場では「まだ若いのに大腸がんが見つかる」というケースを以前より経験するようになり、「大腸がん発症に関する常識」が確実に変化してきているのを感じています。

大腸がんは大腸カメラ(大腸内視鏡)検査により、発見・特定されます。そして、その場でポリープ切除してしまえば、数年以内に大腸がんに罹患する確率はほぼ0%まで下げることができます。

日本人の死因上位に常にランクインしている大腸がんは、[定期的な大腸カメラ検査]により確実に防げるわけです。

しかしながら、30〜40代で大腸カメラ検査を受けようと思う人の割合は非常に低く、大腸カメラ検査経験者に至っては25%程度に過ぎません。
その背景には、「大腸カメラは中高年以降じゃないと無縁」「なんの症状もないから受けなくていい」という認識が常識化してしまっていることが挙げられます。

前述のように、大腸がん発症はここ10年で確実に若年化してきてきている上に、初期症状がほぼないという特徴もある為、30歳を超えたら大腸カメラ検査を検討していただきたいです。40歳を過ぎたらマストです。 早期発見すれば症状もなく、生活にも支障のないうちに治療を完了さえることができます。

一度、大腸がんおよび大腸カメラ検査に対する認識を見直してみることをおすすめします。

世界的に増えている若年大腸がん

欧米を中心とした疫学研究では、1990年代以降、若年層の大腸がんが増加傾向にあることが報告されています。日本でも同様の傾向が指摘されており、今後更に注目が高まるテーマだと思います。

若年発症大腸がんには、いくつか特徴があります。

*発見時には既に進行している
*直腸がんの割合が比較的高い
*症状があっても大腸カメラ検査を受けるのが遅れる


若い方の場合、「まだ大丈夫だろう」と思ってしまい、検査を受けるタイミングが遅れてしまうことが少なくありません。その結果、発見時には既に進行しているケースが多くなっています。

なぜ若い世代で大腸がんが増えているのか

若年大腸がんの増加については、現在も多くの研究が行われています。原因は一つに定まっておらず、複数の要因が重なっていると考えられています。

以下に原因を挙げます。


① 食生活・生活習慣の変化
最も指摘されているのが、生活習慣の変化です。

*食事の欧米化(肉食中心・小麦過剰摂取)
*高脂肪食
*ハム、ソーセージ、ウィンナーなどの加工肉摂取量増加
*野菜不足、食物繊維不足
*肥満
*運動不足


こうした要因は腸内環境の変化にも影響を与えます。

最近の研究では、大腸菌などの腸内細菌が産生する[コリバクチン]という毒素がDNA損傷を引き起こし、大腸がんの発生に関与する可能性が報告されています。
腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)🟰腸内フローラの変化は、若年大腸がん増加の重要な手がかりとして注目されています。


② コロナ禍による受診控えの影響
新型コロナ流行期(2020年〜2023年頃)には

*健康診断の先送り
*内視鏡検査の減少
*症状があっても受診控え


といった状況がありました。

その結果、本来なら早期に見つかっていたはずのがんの発見が遅れた可能性が指摘されています。
実際、海外ではパンデミック後に進行がんの割合が増えたという報告もあります。


③ 免疫・炎症と発がん
がんの発生には

*遺伝子変異
*慢性炎症
*免疫機能


などが複雑に関わっています。

感染症や生活環境の変化などが免疫バランスに影響を与える可能性は議論されていますが、新型コロナワクチンが大腸がんの発生を増加させるという科学的な証拠は現在のところ確認されていません。
ただし、免疫や腸内環境と発がんの関係については、現在も世界中で研究が続いており、今後新しい知見が明らかになる可能性があります。

若い人ほど「見逃されやすい」大腸がん

若年大腸がんで問題になるのは、[症状があっても検査が遅れがちなこと]です。

例えば、
・血便がでた → 痔だと思っていた
・便秘や下痢 → ストレスのせいだと思っていた
・お腹の張り → 食生活の問題だと思っていた


このように自己解釈することで受診が遅れ、結果として症状が酷くなったり長引くようになってから検査を受ける為、進行がんで見つかることが多くなるのです。

実際、当院にいらしゃる患者様でも健診で受けた便潜血検査結果が陰性でも大腸がんが見つかるケースや、軽い腹部症状のみで大腸がんが発見されるケースは少なくありません。

大腸がんは早く見つければ完治する

大腸がんは、早期に発見できれば内視鏡治療のみで完治できるがんです。
だからこそ、早期発見が非常に重要になります!

次のような方は、是非一度大腸カメラ検査(大腸内視鏡検査)を検討してください。
*40歳以上の方
*家族に大腸がんの方がいる
*便秘や下痢など便通の変化がある
*血便や便に血が混じる
*お腹の張り・腹痛・体重減少
*原因不明の貧血


また、些細な腹部症状でも長く続く場合は専門医のご受診をおすすめします。

大腸がんは、早期発見が何より重要です。
気になる症状がある方や検査を受けたことがない方は、ぜひ一度大腸カメラをご検討ください。

この記事が皆様の健康のお役に立てますと幸いです。

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